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後から再設定不可!?Googleアナリティクス導入時の3つの要注意事項

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この約半年間でインターフェイスもぐぐっと変わり、初心者の方でもかなり使いやすくなった感のあるGoogle Analytics。
しかし、まだまだとっつきにくい部分も数多くあるのも実情です。

Googleアナリティクスでの導入時注意点イメージ

通常、導入後に操作をしながら徐々にその仕様を覚えていけば良いのですが、この解析ツールは、初期導入段階で気をつけなければ後で再設定してもちょっとしんどい事になる場合があります。

で、今回はそれを未然に防ぐべくその代表例3つを紹介したいと思います。

 

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ユニバーサルアナリティクスで開始する

現在Googleアナリティクスには、旧来のものとユニバーサルアナリティクス用のもので2つのトラッキングコードが存在しますが、
新規でwebサイトにコードを組み込む場合は、ユニバーサルアナリティクス用のコード(以下新コード)を組み込んだ方が良いと思います。

ユニバーサルアナリティクス導入画面

その理由としては、以下2点が挙げられます。

ユニバーサルアナリティクスの将来性

googleさんは旧来のコードでは「今後のサービス変更をすべてご利用いただけません」と宣言しています。
つまり、今後リリースされる新しい機能は新コードだけに適用され、旧コードは次第に廃れていくだろうということが予測できます。

また、ユニバーサルアナリティクスは今の段階(ベータ版)でも、
ソーシャルメディア計測がより簡単に導入できる
PCやスマホ等の異なるメディアからのアクセスでも同じユーザーとみなせる(要ログイン系サイト)
等の新機能がすでに搭載されていたりするのも魅力です。

旧コードから新コードへの途中変更ができない

今の段階では、旧コードで収集した解析データは、新コード導入時に引き継ぐことができません。
つまり、旧コードを導入済みのサイトで新コードを使う場合は、
新規にプロパティを作成して新コードを発行後、新旧両方のコードを同時利用するか、
旧コード側のデータは諦めて新コードに完全移行するか
の2択しかありません。

まあ、しばらく新コード導入を保留して旧コードのまま使用するという選択肢ももちろんありますが、
Googleさんは、旧コードからの解析データの引き継ぎを、将来的には可能にする予定とは言っていますが、その保証もなければいつになるかも分からないのは不安ですよね(^^;
引き継ぎ可能になりました!

アナリティクスを新規導入する際は、後々移行うんぬんで悩むような事がないように、新コード(ユニバーサルアナリティクス)を導入する事をおすすめします。
(WordPressのプラグインやブロッガー等、トラッキングIDを入れるだけで導入できるタイプの場合は、どちらで導入されるのかちゃんとチェックするか、手動で入れるようにしましょう)

 

プロパティ・プロファイルを活用する

トラッキングID(トラッキングコード)はプロパティに対して振り分けられます。
なので、アカウントを作成したら、基本的にはサイトごとにプロパティを作っていくのが定石です。

で、プロパティを作成すると「全データを取得するプロファイル」が自動的に作成されるので、必要に応じて各種フィルタ等を設定したプロファイルを追加で作成する、という流れになります。

よく、プロパティに対しての唯一のプロファイルにフィルタをがんがんかけていく方を見ますが、データとして記録されるのはフィルタ後の情報なので、何も加工を加えていない元データをいつでも見ることができるようにしておくためにも、フィルタをかける場合はなるべく別プロファイルを作るようにしましょう。

例)日本国内からのアクセスのみを集計したい場合「国内アクセス」というプロファイルを作成後にそこにフィルタを適用

ちょっと分かりづらいかもなので、プロパティとプロファイルを使った簡単な例をあげると、
会社サイトと社員ブログが同じサイト内(ドメイン内)に存在し、それぞれ別々に集計をする場合、プロパティを2つ作るのではなく、1つのプロパティで新たなプロファイルを2つ作成して、フィルタ機能で会社サイトと社員ブログそれぞれを個々に集計できるようにします。
そうすると、デフォルトのプロファイルでは両方をまとめた集計も見れる状態になっている。
と、いうような使い方をするのがプロパティとプロファイルです。

(プロパティ・プロファイルの概念や設定方法がよく分からないうちは、大きめのフィルタは設定しない、くらいに考えた方が良いと思います)

 

自分自身のアクセスを除外する

初期の段階で自分自身のアクセスを除外しておかないと、気付けば解析データが自分のアクセスだらけになってしまっていた、という状態になってしまいます。
これらは一度記録されてしまうと消すことができないので、一番最初に対策が必要です。

対策方法は至ってシンプル♪
以下のURLから、普段使っているブラウザに拡張プラグインをインストールするだけです。
(IE、Chrome、Firefox、safari、Opera対応。Google公式)
https://tools.google.com/dlpage/gaoptout?hl=ja

上記拡張プラグインは、旧コード(ga.js)にも新コード(analytics.js)にも対応しています。
https://support.google.com/analytics/answer/181881

ちなみにこのプラグインを導入すると、Googleアナリティクスを導入している他すべてのサイトで自分のアクセスが集計されなくなるので、ライバルサイトや友人サイトに足繁くアクセスする方は、先方にとっても親切かもですねw

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