2013年10月7日、ヤフーがYahoo!ショッピングとヤフオク!の各種料金を無料化する施策の発表を行ないました!
私も一自営者として早速これらを活用しようと思い、出店者側としての立場でもって色々と調べてみたので、その覚え書きとして記事にまとめてみることにしました。
Yahoo!ショッピング
メリット
・初期費用21,000円、月額費用25,000円、販売手数料1.7~6%が無料化
・顧客へのメール送信が自由化
・外部へのリンクが可能に
・個人での出店が可能に
デメリット
・質の低い店舗が量産される可能性がある
・この会社の無料には何か油断ならないw
(広告収入でのビジネスモデルとなった事により)
・広告出稿をしなければ売れづらい状況になりそう
・広告出稿依頼のメールや電話がバンバン来そう
ヤフオク!
メリット
・ヤフオク!ストア出店料の月額18,900円が無料化
・ヤフオク!ストアの出品可能上限数3000点が撤廃される
・ヤフオク!ストアの競合が多くなり、店舗・個人の出品者は価格面で不利益を被りそう
・個人出品のシステム利用料10.5円が無料化(一部例外あり)
・非Yahoo!プレミアム会員でも5,000円以上の入札が可能に(一部例外あり)
・非Yahoo!プレミアム会員でも値下げ交渉が可能に
※個人の出品には従来通りYahoo!プレミアム会員登録(月額399円)が必要
デメリット
・さくら&悪戯入札が増えそう(本人認証済み会員しか入札できないようにする機能はある)
まとめ & 感想
Yahoo!ショッピング
各種店舗費用の無料化、メール送信と外部リンクの開放はほんと素晴らしいと思います!
モールの力が強く、ポイント(Tポイント)の知名度も高いYahoo!ショッピングは、楽天を抜いて最強のショッピングモールとなる!?
とまで思ってしまいそうですw
が!
実際のところ、今現在、楽天の方が圧倒的に集客力は高いし、Yahooの決済手数料が割高だったりってのもあるし、楽天も今回の無料化を受けて何かしらの施策を打ち出してくるだろうし、追い抜く事はまずないと思います。
ただ、カラーミー等のASP型の顧客はある程度Yahooに流れちゃいそうですね。
個人的にはこういう後発のASP型の方が、自由度が高くて好きなんですけどねぇw
Googleアナリティクスが導入できたり(今後他の解析ツールではGoogle検索からのワードは取得できない可能性大)、テンプレートのカスタマイズ性が高かったり、各種リストが取得しやすかったりetc…
ヤフオク!
結局出品するためのプレミアム会員料金399円は1円たりとも安くはならないので、個人出品者にとっては何も旨みはなく、競合が増える分デメリットの方が多いかと思います。
店舗側としても、競合が増えるのは月額無料の旨みを入れてもマイナスのような気がします。
参考サイト = CNET Japan、佐藤の原稿用紙1枚分、他多数
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