私のもしもドロップシッピングショップでは、2014年7月に、PCからのアクセス数がスマホからのアクセス数に追いぬかれちゃいました。
にも関わらず、現在、レスポンシブウェブデザイン化等のスマホ対応は一切していません。
そしてそれをするべきかどうか未だに迷っているので、とりあえず今回は、その決心がつかないものかと、ざっと現状把握のためのアクセス解析をしてみました。
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調査したアクセス解析データ
以下、私のショップの1つをGoogleアナリティクスによって解析したデータです。
2014年10月~12月までの3ヶ月間の解析データになります。
デバイス別セッション数
desktop(パソコン)、mobile(スマホとたぶんガラケーも)、tablet(iPad等のタブレット)からのセッション数(訪問者数)です。
PCよりもスマホからのアクセスの方が多いのが見て取れます。
世の中の流れ的に、これは今後ますます加速するのが目に見えているのですが、改めて実感しました(^^A
デバイス別カートイン数
次に、デバイス別の「カートに入れる(買い物カゴ)」ボタンを押した数の集計データです。
「合計イベント数」はボタンを押した数。「ユニークイベント数」は押した人数です。
これは逆にPCからの方が多いですね。
スマホの方がアクセスが多いのにカートクリック数は少ないという、あまりよろしくはない状況です(^^ゞ
デバイス別・ブラウザ別購入件数
最後にデバイス別とブラウザ別での商品購入件数です。
これは実際に購入に至った件数の事で、購入した商品の数ではありません。
「PCからの購入」には、おそらくタブレットも含まれています。
IEが多いのはまあ当然として、厄介なのはサファリからの購入数の多さ。
PC・スマホ合わせると2番目の購入実績があります。
サファリに関しては、今までクロスブラウザ(ブラウザごとの表示チェック)の対象としていなかったので、これは早急に対応しなくては・・・。
そして見て分かるように、スマホでの購入件数がPCに比べて少ないです。
ただこれは、「カートに入れる」ボタンを押した数が少ないので当たり前として、注目すべきは「デバイス別カートイン数」の数値を使って計算すると、カゴ落ち率はほぼ変わらないという点です。
まとめ
上記から分かる事は、
- PCよりもスマホからのアクセスが多い
- PCよりもスマホの方が「カートに入れる」ボタンを押す率が低い
- PCもスマホもカゴ落ち率はほぼ変わらない
という3点。
そしてそれから予測できる事は、私のショップにおいて、
スマホユーザーはPCユーザーよりも購入意欲が低い、
もしくは、
スマホサイトがPCサイトよりも購入し辛い状況にある
という可能性が高い、ということかと思います。
結論
つまり、どちらの可能性もあるだけに、ショップのスマホ最適化によって売上が上がるかどうかは、やってみないと分からないという結論に至っちゃいました(^^A
スマホ最適化をしたばかりに売上が下がったなんて事もあり得るだけに、そこに時間と労力を割く事は非常に勇気のいる事だと思います。
ということで結局、この記事を書き始める前の状況と変わらず、スマホ最適化は後へ後へと追いやられるのでした(笑)
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