最近はSEO施策を何も行なわなくても、ある程度は検索結果上位に表示される時代になってきていると思います。
でもなんだかんだ言ってもSEO対策を施せば、狙ったキーワードでの上位表示は格段にしやすくなるのは間違いないんですよね。
ちなみに、私は昔から外部SEOより内部SEOに力を入れるタイプだったので、どちらかと言うと内部SEOが得意だったりします。
ということで、今回は私が行なっている内部SEO施策の中で、比較的効果の高いものをいくつかピックアップし、一覧化してみることにしました♪
有効と思われる内部SEO施策
タイトル調整
ページのタイトルを決めるタグであるtitle内に、キーワードを入れつつ魅力ある一文を作成する事で、検索エンジンやユーザーに訴求する方法です。
もっともポピュラーで効果の高い内部SEO施策なのは言うまでもありません。
(タイトル調整の注意点は右記参照→タイトル文字数カウント君)
ちなみに、記事アップ時にずっと使える100%のタイトルを付けれれば一番いいんですけど、ユーザーの需要の変化や記事の書き直しなどによってタイトル変更をする場合は多々あると思います。
結局のところ、運良く上位表示しても、ユーザーの意図に合わないタイトルだったりすると、訪問率はふるわず、離脱率が高くなってしまいますからね。
タイトルは変えてなんぼだと個人的には思ってます。
(もちろんユーザーの意思に沿った、記事を見たくなるようなタイトルに変更する事が重要)
ちなみに、タイトル変更によって検索順位が落ちる的な事をよく耳にしますが、それくらいで順位が落ち、しかも戻ってこないような記事は、そのキーワードではいずれ落ちる運命だったということです。
記事とユーザーの需要がそのキーワードでマッチしていなかったのではないでしょうか?どのワードで訪問されていたのかを解析し、キーワードや記事を練り直しましょう。
サイトの適切な構造化(内部リンクの縦横無尽化)
サイト内で孤立するページができないように、また、ユーザーが知りたい情報or興味がある情報に最短でアクセスできるように、サイト内を縦横無尽に行き来できるリンク構造を構築する施策です。
こうする事で、ユーザーのみならず、検索エンジンのクローラーも、存在するページを適切に捉える事ができるようになり、記事の閲覧率やインデックス数を上げる事ができるわけです。
具体的な施策としては、適切なカテゴリ分けや関連記事一覧の設置などです。
アンカーテキストの調整
サイト内のaタグで囲まれたリンクテキスト(アンカーテキスト)を調整し、遷移先ページにその価値を伝える方法です。
アンカーテキスト内や、その周辺に遷移先ページで狙っているキーワードを入れる事により、SEO効果が見込めます。
特に、カテゴリ分けをした際にできるカテゴリトップページは、カテゴリ内のページから関連アンカーテキストを一挙に受ける事になるので(パンくずナビやカテゴリTOPに戻るボタン等で)、SEO的に評価の上がる可能性が非常に高くなります。
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ページ価値の一極化
ページネーション(pagination)やカノニカル(canonical)というテクニックを用いて、連続した記事群や酷似した記事の代表記事を設定してあげる方法です。
検索エンジンは同じような記事が大量にあることを嫌います。
この施策により、ページランクの分散を防いで記事1つ1つの価値を上げることができます。さらに、サイト内の良記事率が高くなる事により、サイト全体の評価を上げる事にも繋がります。
若干難易度の高い施策ですが、割と効果は高いかと思います。
ハブページ作成
ハブページとは、一般的には「外部の優良なページへのリンクを多くもつページ」の事を言いますが、内部SEOを充実させるための施策として考えると、「内部の優良なページへのリンクを多くもつページ」の事です。
このハブページを作成する事で、クローラー対策とユーザーの巡回率アップが期待できます。
具体的施策としては、人気の記事ランキングや、今年バズった記事まとめ等のページ作成が該当します。
こういったページは比較的PVも高くなる傾向にあるので、作らない手はないかと思います。
(ちなみにこのブログの人気記事ランキングBEST30も結構なPVを稼いでくれてたりしますw)
画像の使用
コンテンツに沿った画像をalt属性を入れて使用する事で、検索結果に画像が表示されてそこからの流入が増えたり、画像検索からの流入が増えたりする事があります。この事を念頭に積極的に誘導率の高そうな画像をチョイスor作成したり、altを適切なものにしたりする施策です。
通常の検索結果の画像表示は非常に効果が高いですが、今現在、画像検索自体は決して流入が多いとは言えないし、効果も高いとはいえません。
しかし、これから急速に伸びる可能性を秘めているので、こちらも意識しておいて損はないと思います。
また、記事のアイキャッチやOGP画像として設定する事で、クリック率や巡回率向上。ソーシャルメディアでの拡散力UPにも貢献できるので、合わせて対策しておきましょう。
あまり効果の無い内部SEO
タグクラウド
最近はあまり見なくなりましたが、結構ブームをおこしてた時もありましたよねw
適量ならカテゴリページっぽい扱いになってアクセスが増える事はあるのですが、ワード数が過剰になると逆効果。サイトの価値が下がる事になると思います(noindexが付いていた場合もその危険はあるかと思います)。
見出しタグ(hタグ)
h1、h2、h3などの見出しタグは、7・8年くらい前は確かにSEO効果がありました。
けど、今現在はh1タグでさえ、その効果を実感できる事はありません。
ただし、見出しの階層をきっちりと区分けする事によって、検索エンジンがコンテンツの構造を理解しやすくなるため、そういった点ではSEO効果がまったくないとは言えなくはないと思います。
キーワード出現率の調整
これも10年前ならいざしらず、今は気にする必要はないです。
ただし、類似語や表記のブレに関しては、若干意識して使い分けた方が良い場合もあります。
まとめ
最近はWordPressでサイト作成する人が多いので、BizVektorやSTINGERのような優れたテーマを使えば、誰でもソース上の内部SEOはそこそこのレベルになっていることが多いのが現状です。
そんな中、ライバル達と差をつけるには、上記6つの内部SEOを考慮して、サイト作成を行なっていくべきだと(個人的には)思います。
あ、もちろんコンテンツの中身が重要なのは言わずもがなですけどね♪
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