(2017年1月22日更新)

やよいの青色申告にはクラウド版(インターネット版)とパッケージ版(インストール版)があります。
(正式には、クラウド版がやよいの青色申告オンライン。パッケージ版がやよいの青色申告17
でも、この2つの違いってイマイチよく分からないと思いません?

周りに聞くと、クラウド版でのみ、銀行明細やクレジットカードなどの取引データを自動取込みできると勘違いしている人もチラホラいました。

まあ、実際私もそのクチだったんで偉そうなことは言えませんが、その違いについて猛烈に気になったので調査してみました。

やよいの青色申告16とやよいの青色申告オンライン画面

 

やよいの青色申告17パッケージ版とクラウド版の比較表

  クラウド版(インターネット版) パッケージ版(インストール版)
料金

セルフプラン=8,640円/年
初年度無料
ベーシックプラン=12,960円/年
初年度6,480円/年

セルフプラン=12,960円/年
ベーシックプラン=12,960円/年
トータルプラン=21,600円/年

対応OS Windows、Mac Windows
他端末利用 制限なし 合計2台のPCにインストール可能
スマホ入力
所得種類 一般事業 一般事業、不動産
自動取込・自動仕訳
仕訳入力 複式簿記のみ
(初心者向けのかんたん取引入力あり)
簡易帳簿あり
(初心者向けのかんたん取引入力あり)
レポート機能 グラフを用いた視覚的なレポート

日別取引レポート・残高試算表・損益レポート・科目別損益レポート・取引先別損益レポート・賃借レポート

数字でのレポート(グラフに切り替え可)

残高試算表・補助残高一覧表・日計表・現預金明細表・消費税集計表

e-Tax対応
確定申告書の作成 STEPに沿って必要項目を入力
(青色申告決算書、確定申告書B・第一表~第二表)
実際の提出用紙と同じ様式のフォームに入力
(青色申告決算書、確定申告書B・第一表~第四表
データ保存 クラウド上に保存 PCに保存、クラウド上に保存
スピード 通信環境に依存 快適

 

解説

料金

クラウド版は、キャンペーン価格として、サポートなしのセルフプランが初年度無料。メールや電話によるサポートがついたベーシックプランが初年度6,480円です。
2年目以降は通常価格に戻るので、価格に大差ないように見えるのですが、実は2年目以降もクラウド版の方がだいぶ安いですね。

セルフプランは8,640円/年と12,960円/年なのでクラウド版が安いのは一目瞭然なのですが、ベーシックプランに関しては、クラウド版のベーシックプランと同じサポートが受けれるのはパッケージ版のトータルプランなんです!
なので、12,960円/年と21,600円/年で圧倒的にクラウド版の方が安いんですね。

ちなみに、クラウド版のベーシックプランとパッケージ版のトータルプランは、電話やメールで仕訳相談ができるので、まだ仕訳に自信がないという方は絶対に加入した方が良いと思います。(参考→クラウド版サポートプランパッケージ版サポートプラン
ちなみに私は青色申告2年目なのですが、未だにかなり頻繁に電話相談をします。
やっぱり電話で即悩みが解決すると、帳簿作成時の効率が全然違いますからね♪

対応OS

クラウドはMacも対応しています。

他端末利用

パッケージ版は合計2台のWindowsパソコンにインストールできます。
デスクトップPCとノートPCそれぞれに入れて、使い分けできますね。

対してクラウド版はブラウザ上で立ち上がるので、最新ブラウザが導入されていれば、何台PCを使おうが関係ありません。
ただし、ログインID・パスワードが漏れてしまうと誰でもどこでも編集できてしまうので、セキュリティは要チェックですね。

スマホ入力

クラウド版のみ、出先でペペッとスマホ入力できちゃいます。
ただし、正式に対応してるのはiPhoneのみです。
App Storeから専用アプリをインストールしての操作になります。
理論上はAndroidでもiPhoneでもブラウザからログインすれば操作はできるはずなのですが、そこは正式サポートはしていないようですね。

所得種類

今のところパッケージ版でのみ不動産所得を入力できます。
電話で聞いてみたところ、クラウド版も今春頃に導入するみたいですが・・・。

自動取込・自動仕分

約1年遅れでパッケージ版もできるようになりました。
機能的には同じです。

仕訳入力

パッケージ版の方は、現金出納帳・預金出納帳など、貸方・借方の一方が決定した状態で入力できるフォームがいくつか用意されており、貸方・借方を意識せずにサクサク帳簿付けする事が可能です。
もちろん、対応した勘定科目以外は通常の複式簿記入力なので、すべてが複式簿記入力のクラウド版と比べて、どちらが楽かは意見が別れるところでしょうね。

レポート機能

個人的には、クラウド版の方が若干見やすいような気がします。
パッケージ版の方は、Ver17になって追加されたグラフが、ちょっと急ぎで付けました感が出ててしょぼいのが玉にキズw

確定申告書の作成

パッケージ版のように、実際の提出用紙と同じ形式で入力できる方が、税務署などに問合せする時に便利だったりします。
あと、クラウド版に関しては今のところ確定申告書Bの第三表と第四表を作ることができません。(いずれ対応する可能性は高いけど)

かなりざっくり説明すると、第三表は不動産や株式を売却した際の申告書で、株式の損失を翌年に繰り越す時にも使います。
ただし株式売却に関しては、株式を特定口座で管理し、源泉徴収をしてもらっている場合は第三表は必要ありません。
第四表は事業の赤字を翌年に繰り越す時に使う申告書です。

データ保存

クラウド版は、クラウド上に保存するのでPCが壊れた場合でもデータは安全なのですが、いかんせんサービスを解約するとデータすべてが消えてしまいます
ある程度のデータは解約前に抽出することはできるものの、(他会計ソフトで)以前のデータを完全再現する事は難しいですし、基本解約なしで使い続ける形になると思います。

対してパッケージ版は、データはPC保存とクラウド保存両方できます。そして、ソフト自体もPCにインストールしているので、他会計ソフトに乗り換たりしても過去のデータを見る事が可能です。

スピード

データを入力して保存する場合、クラウド版の場合、通信速度に依存します。
ひかり回線などの高速な回線であればストレスなくサクサク使用できるのですが、低速回線だと多少もたつきを感じるかもしれません。

 

どちらを選ぶかを決定する時のポイント

ちなみに、パッケージ版とクラウド版のデータの互換性は完全ではないので、すべてをまるっと引っ越しというわけにはいきません。(期首残高と取引データはエクスポート→インポート可)
なので、初めにどちらを選ぶかは非常に重要かと思います。

以下、選ぶポイントを列挙してこの記事を終了したいと思います。

クラウド版を選んだ方が良い人

  • とにかくコストを安くしたい
  • Macで使う
  • 出先でも使いたい

やよいの青色申告 オンライン

 

パッケージ版を選んだ方が良い人

  • 決まったPCでのみ作業を行なう(マウス操作やショートカットなどが充実)
  • クラウドはセキュリティ的にどうも不安と思ってる
  • データをずっととっておきたい
  • 不動産所得がある
  • 不動産や株式の売却をする
  • 株式損失・事業損失を翌年に繰り越したい


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