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アナリティクス(gtag)でのイベントトラッキングコード導入方法

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最新のGoogleアナリティクス(グローバル サイトタグ=gtag.jsを実装)での、イベントトラッキング設置方法をまとめてみます。

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導入方法

そんなに難しくはありません。

以下を参考にHTMLコードの中にイベントトラッキングコードを挿入すればOKです。

HTMLコード

こんな感じでaタグなんかにイベントトラッキングコードを挿入します。

 

イベントトラッキングコード

従来のイベントトラッキングコード同様、以下のような構成になります。
イベント名さえ入れれば、他は任意なので入れなくても大丈夫です。
AAA=イベント名
BBB=カテゴリ名
CCC=ラベル名
888=イベント値( 0 以上の整数)

 

具体例

例えば、文房具屋さんで「ペン」カテゴリの「PARKER1950784」という商品をカートに入れる動きを計測したい場合は以下のようになります。

イベント名=add_to_cart(「カートに入れる」というイベント名)
カテゴリ名=pen(「ペン」というジャンル名)
ラベル名=PARKER1950784(「PARKER1950784」という型番)
イベント値=8980(「8,980円」という値段)

上記はわかりやすく複数列にしてますが、以下のように1列表記でももちろん問題ありません。

 

Googleアナリティクス上での表記

ちなみに、Googleアナリティクス上では、以下の名称で表記されます。

イベント名=レポートでは「イベントアクション」。目標設定画面では「アクション」として表示
カテゴリ名=レポートでは「イベントカテゴリ」。目標設定画面では「カテゴリ」として表示
ラベル名=レポートでは「イベントラベル」。目標設定画面では「ラベル」として表示
イベント値=レポートでは「イベントの値」。目標設定画面では「値」として表示

▼アナリティクスのイベントレポート

Googleアナリティクスのイベントレポート

▼アナリティクスの目標設定画面

Googleアナリティクスの目標設定画面

Googleでのデフォルト値

特に使う事もないと思うけど、Googleでは以下のようなデフォルト値が設けられています。
イベント名をGoogle準拠である以下のように設定しておけば、カテゴリやラベルを省略してもデフォルト値が割り振られます。

イベント名 デフォルトのカテゴリ デフォルトのラベル
add_payment_info
(支払い情報を追加)
ecommerce
(Eコマース)
-
add_to_cart
(カートに追加)
ecommerce
(Eコマース)
-
add_to_wishlist
(ほしい物リストに追加)
ecommerce
(Eコマース)
-
begin_checkout
(チェックアウト開始)
ecommerce
(Eコマース)
-
checkout_progress
(チェックアウト進捗)
ecommerce
(Eコマース)
-
generate_lead
(続きを見る)
engagement
(エンゲージメント)
-
login
(ログイン)
engagement
(エンゲージメント)
method
(メソッド)
purchase
(購入)
ecommerce
(Eコマース)
-
refund
(払い戻し)
ecommerce
(Eコマース)
-
remove_from_cart
(カートから削除)
ecommerce
(Eコマース)
-
search
(検索)
engagement
(エンゲージメント)
search_term
(検索方法)
select_content
(内容を選択)
engagement
(エンゲージメント)
content_type
(コンテンツタイプ)
set_checkout_option
(チェックアウトを設定)
ecommerce
(Eコマース)
-
share
(共有)
engagement
(エンゲージメント)
method
(メソッド)
sign_up
(サインアップ)
engagement
(エンゲージメント)
method
(メソッド)
view_item
(アイテムの表示)
engagement
(エンゲージメント)
-
view_item_list
(アイテム一覧を表示)
engagement
(エンゲージメント)
-
view_promotion
(プロモーション表示)
engagement
(エンゲージメント)
-
view_search_results
(検索結果の表示)
engagement
(エンゲージメント)
search_term
(検索方法)

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