PR

昔のSEO施策×11を列挙&現在の有効性を判断する事でアクセスアップを図る

スポンサーリンク

html&cssとSEOの練習のために作った私のデビューサイトが、ここ1年で、全盛期に比べて月間約14万PVもアクセスダウンしてしまいました(〒_〒)

まあもともと、集客の多くを過剰なSEOに頼ったコピペ系まとめサイトだったので、googleのアルゴリズム更新(パンダやペンギン含む)に捕まるのは当然なのですが、思い入れのあるサイトなので対策を施して救済することにしました。

何が悪いのかを探すの画

で、何が悪いのかを把握するために、約3年前に行なっていたSEO施策を以下に列挙し、現状での分析も同時に書き連ねてみました。

 

スポンサーリンク

約3年前のSEO施策と今現在での解釈

①ビッグキーワードの言葉のブレを利用したキーワードターゲティング

「みかん > ミカン > 蜜柑 > mikann」のように、同じ言葉でも競合の多さが違うので、あえて一番のビッグワードを外して、狙えるレベルのところを狙うことにより生産性の高いSEOを行なう。
→現在はこの方法ができるキーワードとできないキーワードがあるので、判断が難しいところ。でもまだまだおいしいワードはたくさんある。

②重要な部分をソースの上部に集める

各種メニューや広告、無駄なテキストはソースの下側に追いやり、SEO上重要なテキストを上の方に集める。
→現在はほぼ意味がない施策。ただし、カラムくらいは適切に分けてあることが前提。

③htmlタグで重要キーワードをアピール

title、h1、h2、h3、strong、img alt等によってテキストを検索エンジンに、より強く認識してもらう。
→現在は、キーワードPRに関してはtitleとimg altくらい(h1も若干)。htmlタグに関しては、noindex、nofollow、canonical、shortcut icon、author等がSEO的に重要。

④キーワード比率を高める

全体の5%以内に収まるようにキーワードを連呼。ただし、あくまで自然な文章として。
→現在はほぼ意味がない施策。比率を無視し、より伝わりやすい文章にしつつ、類義語を若干意識して入れるのが望ましい。

⑤PV数を多くするために、一情報に対してのページ遷移を意図的に多くする

あえて検索機能を付けなかったり、1ページずつ遷移しないと目的の部分まで進めない仕様にして、PV数を増やし、かつ滞在時間を長くすることによって有用性の高いサイトと思わせる。
→現在でもやりようによっては多少効果があるかもしれないけど、それよりもユーザビリティを追求した構成にする方が望ましい。

⑥同ジャンルの情報を提供しているサイトとだけ相互リンク

ある程度の質があって、同じようなジャンルの情報を扱っているサイトとだけ相互リンクをする。
→現在でも効果はある。ただし、以前よりもアンカーテキストまわりの文章や、リンクが貼られたページのtitleの重要性が高まっているように感じるので、サイト厳選時は考慮に入れるべき。

⑦総合リンク集からの被リンク取得(相互リンクはしない)

いわゆる被リンク数稼ぎです。一方的にもらうリンクであればマイナス要素とは成り得なかったために重宝。約10個くらい取得していた。
→現在も効果はあると思われるが、信頼性のある総合リンクサイトでないと逆効果の可能性あり。やるのであれば、定番サイト1つ2つで十分だと思われ。

⑧自作自演リンクを作成

自分で作ったサイトからリンクを貼って被リンク数を稼ぐ。
→現在でも一応有効ではあるけど、自作自演するなら「客観的に見て価値のあるサイトやブログ」を作り、発リンクはコンテンツ内(記事内)だけにし、かつ量産はしないこと。 ただし、公式サテライトサイトにするなら例外。

⑨逆アクセスランキングを設置

自サイトへのアクセス数で参照先サイトのランキングを作り、それを自サイト内に設置することで被リンクを獲得するツールとして一世を風靡。(私の場合、無駄な発リンクを増やしたくなかったので、完全登録制にしました。 また、古いランキングが履歴ページとして毎月自動生成されていく仕組みで更新性を高めていました←ReverseAccessを利用)。
→ReverseAccess等の既存の逆アクセスランキングシステムを使った場合、現在は逆効果。登録制にしても勝手に質の低い被リンクが増えたり、リファラスパムが横行する。独自のシステムで運用するなら利用価値はあるかも。

⑩意図的にサイトのアクセス数を増やす

自ら、または友人知人に頼んで、いろんな場所&PCからサイトにアクセスしたり、トラフィックエクスチェンジ等の自動アクセスツールを使ってアクセスしたりして人気サイトを演出する。
→現在は効果がないと思われます。ちょっと気になってブックマーク調べてみたら、トラフィックエクスチェンジサイトが軒並み潰れてましたw

⑪決まった周期で定期的に更新

ロボットの定期的な訪問誘発と、サイトの活発性をユーザーに認知させるため。
→現在も効果あり。定期更新は10分前後で完了できるレベルのものがベターかな。

上記を踏まえた実際の作業

今改めて見てみると、ほんと時代を感じさせるSEO施策ですよね(^^;
「質より量」という懐かしい概念を思い出しましたwww

とりあえず、①、②、③、⑥、⑧、⑪はまあ現状維持で支障なし(⑩はすでに行なっていない)。
④、⑤、⑦、⑨の改善をしなくちゃですね。

で、作業内容を列挙すると、

④キーワード比率を高める

無駄にキーワードを詰め込んだせいで、文章に訴求力がなくなっていたり、類義語が少なかったりしているので改善

⑤PV数を多くするために、一情報に対してのページ遷移を意図的に多くする
ユーザビリティを改善して離脱率を下げる+ユーザーニーズを満たす方向性で修正。

⑦総合リンク集からの被リンク取得(相互リンクはしない)
とりあえず無駄と思われる被リンクはリンクの否認ツールで削除。
(個人的には、一方的な被リンクでもマイナス要素と成り得る今のgoogleの状態は納得できないんですけどねw過剰な被リンクSEOが無駄と認知された頃にこの仕様はなしにしてほしいです)

⑨逆アクセスランキングを設置
これ関連のページを根こそぎ削除。リファラースパムが半端なかったし、無駄な被リンクが増える可能性があることを考えると、多少のアクセス減少はやむなし。

とまあ、ブログ記事用に加工するのにプラスアルファの時間はかかったけれど、今回は実に有用な問題点抜き出しの時間がとれたと思います。
上記作業を行なうことで、当時のPVがある程度戻ってくれば、広告収入も期待できるんですけど、どうなることやらw

ちなみに、今回は触れていないですが、4・5年前のSEOの代表的な例で知られる「無差別相互リンク」や「meta keyword」なんかは、今となってはマイナス要素と成り得ることの方が多いのでご注意をw

コメント