Googleアナリティクスを使ってアクセス解析をする上で、より正確な解析をするためには、自分のアクセスは解析結果から除外するべきですよね。
この記事は、PC・スマホ・タブレット、あらゆるデバイスからの自分のアクセスを除外するための方法を、実用性が高いものだけに絞ってまとめたものになります。
【すべてのデバイス対応】アナリティクス管理画面+ブラウザで設定する
Googleアナリティクスの管理画面上で設定をし、かつ、普段使用しているブラウザに、解析を除外するためのクッキーを埋め込みむことで、自分のアクセスを解析結果から除外する設定方法です。
PC、スマホ、タブレットなど、すべての端末のブラウザに対して設定する事ができるのが最大のメリットです。
デメリットとしては、設定難易度が若干高めなのと、作業自体がちょっとめんどくさいこと。それと、サイトの数だけ設定しないといけない事です。
設定難易度 | ちょっと高め |
除外対象ブラウザ | 除外設定をしたブラウザのみ |
除外対象サイト | 除外設定をしたサイトのみ |
設定方法
以下ブログ記事を参照ください。
【PCのみ対応】ブラウザ側にアドオンをインストールする
使用しているPC用ブラウザにオプトアウトアドオンをインストールすることで、すべてのアナリティクス導入サイトにアクセスを検知させなくする方法です。
メリットは、導入が簡単なこと。
デメリットは、PC版の特定のブラウザのみにしか設定することができないことです。
設定難易度 | 簡単 |
除外対象ブラウザ | 除外設定をしたブラウザのみ(設定できるブラウザ種類は限られている) |
除外対象サイト | アナリティクスを導入している全てのサイト |
設定方法
使用するブラウザから以下にアクセスして、アドオンをインストールするのみです。
ただし対応しているブラウザは
- Internet Explorer 8~11
- Google Chrome
- Firefox
- Safari
- Opera
のみになります。
【iOSとAndroid端末に対応】特定のブラウザを使用する
iOS端末(iPhoneやiPad等)ならsafari、Android端末ならSleipnir Mobileというブラウザにそれぞれ設定をする事で、すべてのアナリティクス導入サイトにアクセスを検知させなくする方法です。
メリットは、複雑な設定がいらない事。
デメリットは、iOSとAndroid OS以外が搭載されたデバイス以外からは設定できないことです(と言っても、その2つ以外を使ってる人は極稀だけど)。
設定難易度 | 普通 |
除外対象ブラウザ | safari(iOS版)、Sleipnir Mobile(Android版) |
除外対象サイト | アナリティクスを導入している全てのサイト |
iOS版での設定方法
以下ページ参照。
アンドロイド版での設定方法
①Android上のPlayストアをタップして起動
②「Sleipnir」と検索して出てきたSleipnir Mobileをインストールする
③右上のボタンをタップして出てきたウインドウ内のエクステンションをタップ
④下の方にスクロールしていくと出てくる「拡張アナリティクス オプトアウト」をタップしてインストール
⑤Sleipnir Mobileを再起動
これで、このSleipnir Mobileからのアクセスは、アナリティクスが導入されているすべてのサイトの解析結果から外れます。
ちなみに、iPhoneでもSleipnir Mobileはあるのですが、エクステンションの概念のない超シンプル仕様なので、オプトアウトはできません。
まとめ&結論
アナリティクス導入サイトが複数ない場合や、設定をする手間を惜しまない場合は、【すべてのデバイス対応】アナリティクス管理画面+ブラウザで設定するで設定。
アナリティクス導入サイトが複数ある場合は、【PCのみ対応】ブラウザ側にアドオンをインストールすると【iOS端末とAndroid端末に対応】特定のブラウザを使用するを両方設定するのが良いでしょう♪
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